供血犬 なのちゃん ありがとう

平成21年、供血犬として1カ月齢のローデシアン・リッジバックの女の子が当院にやってきました。

 

長野県からはるばるとやってきたので、“なの”と名付けました。

 

nano

 

愛嬌者で、食いしん坊、見た目とは違い愛くるしい性格で、誰からも可愛がられていました。
なのは輸血ドナー犬として、数えきれない程の命を救ってくれました。

 

小学生の病院見学では、子供達と体重当てクイズをしたり、触れ合ったり、色々な所で活躍してくれました。
毎朝の散歩では、近所の方と仲良くなり、川で遊んだり、手筒山や緑地公園に行ったりもしました。

 

敦賀に来て10年・・・
病院にはなくてはならない存在だったなのは、9月10日 20:45 天国に旅立ちました。
病院の新米犬、クリちゃんから血液をもらって頑張りましたが、静かに息を引きとりました。

 

体が大きかった分、なのの姿がない犬舎はとても広く感じます。

 

なのの足音が聞こえない日常は、すごく寂しく感じます。

 

私達はいつまでも、なののことは忘れません。

 

天国でもみんなと仲良くして、美味しいものをたくさん食べてね。

 

なの、癒しを与えてくれてありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。

 

スタッフ一同